
中長期的に勤務できる体制について
ワーク・ライフ・バランス2025年5月9日 公開

「30歳になっても働けるか?と長い目で考えた際、体力的に厳しいと感じました」という口コミを見ました。やはり体力仕事のため長期的な勤務は難しいのでしょうか。
- 回答者
- 人事担当
ご質問いただきありがとうございます。
確かに、製造職や販売職は立ち仕事が中心で、体力を求められる場面も少なくありません。
会社説明会でもその点は率直にお伝えしていますが、実際に働いてみると、想像とは違うと感じることもあるかもしれません。
特に、同年代の事務職の友人と生活リズムが合わず、思わぬ疎外感や戸惑いを覚える方もいるようです。
こうした想像と現実のギャップは、説明だけではどうしても伝えきれない部分かもしれません。
だからこそ、働きながら不安を感じたときには、1人で抱え込まずに声を上げてほしいと考えています。
体力的な負担を感じたときだけに限らず、営業部門のマネージャーとは定期的に1on1で面談を設けており、日々の業務や体調面の悩みを共有しながら、働き方を一緒に見直していくこともできます。
配置転換を前提とした制度ではありませんが、声を出せる場がある事自体が、長く働いていくうえでの支えになっていると感じています。
会社としても、正社員比率を高めることで業務負担を分散させるプロジェクトや、残業時間のチェック体制など、少しずつ負担を減らす取り組みを進めています。
誰かが無理をすることで現場が回っているという状態を続けないために、できることから見直していこうとしているところです。
販売職や製造職においては、20年、30年と現場で長く働き続けている社員もいます。
永年勤続表彰において、30年勤続の表彰者が増加しており、2023年には16名だった表彰者が2025年は31名でした。
すぐに答えが出ないこともあるかもしれませんが、新しく迎え入れた仲間の中から一人でも多くが、同じように年齢を重ねても安心して働き続けられるよう、一つずつ、できることから一緒に向き合っていければと考えています。
今後は、店舗ごとの業務改善やサポート体制の強化を通じて、より無理なく働き続けられる職場づくりを進めてまいります。