
繁忙期の残業時間について
残業2025年5月9日 公開

「繁忙期の残業時間が多い」という口コミがありました。残業時間はどの程度でしょうか。
- 回答者
- 人事担当
ご質問いただきありがとうございます。
クリスマス、年末年始、バレンタイン――季節のイベントが重なる冬場は、どうしても業務が立て込みます。
さらに、お中元やお歳暮などのギフト需要も加わり、弊社では年間を通じていくつかの繁忙期が存在します。
こうした業務の波に対応するため、一年単位の変形労働時間制を導入し、月ごとの所定労働時間を調整しています。
制度上の整備と並行して、近年では現場の働き方そのものを見直す取り組みも進んでいます。
例えば、以前よりも正社員の比率を高める方向へと舵を切り、オペレーション体制の安定化を図ってきました。
また、一部業務を外部委託することで現場社員の負担を軽減するなどの対応を取っております。
残業時間は月3回のペースで個人ごとに集計され、所属長がタイムリーに状況を把握しながら、過重労働を未然に防ぐマネジメント体制も整いつつあります。
現場ごとに働き方の工夫も生まれ始めており、こうした取り組みの成果は少しずつ数字にも表れ始めています。
2024年度の月平均残業時間17時間です。
決して誇れる水準ではないかもしれませんが、以前と比べて着実な改善が進みつつあります。
特に12月は、ここ数年で10時間単位の削減が実現されており、繁忙期の見直しにも手応えが出てきました。
こうした変化を一過性のものにせず、全社に定着させていくために、今後は店舗運営や時間管理に関する研修を通じて、現場の工夫を仕組みとして広げていきたいと考えています。
無理のない働き方を社内で当たり前にすることで、働き方そのものを見直すきっかけにつなげていく方針です。
制度と現場の両輪で改善を進めながら、繁忙期を含めたより持続的な働き方を目指しています。
その取り組みの先に、“本物”のおいしさを届ける環境があると考えています。