将来性や成長性について
企業の将来性2024年12月23日 公開
償還価格の下落による売上の低下があるので、新規開拓に力を入れないと厳しいという口コミを見ましたが、現在取り組まれていることはありますか。
ご質問いただきありがとうございます。
ご指摘のとおり、弊社のみならず、償還価格の下落による売上低下は医療機器業界全体の課題でございます。
しかしながら、医療は社会とともにあり、私たち医療機器販売会社は医療とともに歩んでおります。
償還価格の低下の中でも、医療費全体の規模は年々拡大しております。
弊社も39年前の創業以来、医療現場のニーズに応えることで売上と利益を拡大してまいりました。
医療現場のニーズに対応し、新たな問題解決を支援することで、医療現場になくてはならない会社として存在価値を持続的に高めております。
具体的な取り組みとしましては、全国展開による新たなお取引先の開拓、新たな製品の開発・販売を進めております。
弊社の営業は現場でお客様の製品の適正使用支援業務を行っております。
これにより、先生方との距離が非常に近く、コミュニケーションがとりやすいという強みがございます。
現場でいただいた「こういった製品があると良い」というご意見を製品化し、医療現場の課題解決に貢献しております。
また、心房細動、心不全など高齢者の罹患が多い循環器系医療機器を基盤としつつ、生命と健康を守る新たな事業領域への拡大も目指しております。
そのために、診療科目および商品の拡大、モノづくり機能および企画力の強化、自社企画商品の海外展開に取り組んでおります。
さらに、海外の先進的な製品を日本国内の総代理店として販売することで、最新の医療技術を国内に提供しております。
販路拡大や現場のニーズに合った新製品開発、海外との代理店契約の3つの軸に加え、上記の取り組みにより、業界全体の課題解決と会社の持続的な成長を進めてまいります。
今後も医療現場のニーズに真摯に向き合い、「生命と健康を守る」というパーパスに向かって、社会に貢献できる企業として努力してまいります。