大創株式会社
紙器・段ボール箱用抜型製造打ち抜き関連副資材開発・製造・販売
大阪府大東市大東町10-10

紙器と呼ばれる紙製の容器やパッケージ、段ボールの抜型製造、打ち抜き関連副資材の開発や販売を手掛ける大創株式会社は、グループ全体で185名の従業員を抱える会社です。
今回は、勤続年数1年半、同業他社で抜型づくりに携わっていた経験をお持ちの門井さんに、大創と前職の違いや、大創ならではのやりがいなどについてお伺いしました。
入社2年目、製造部で抜型の製造を担当している門井と申します。
訳あって抜型づくりを行っていた同業他社を辞め、一度は別業種の仕事に転向したのですが、働く中でもう一度、抜型製造にチャレンジしてみたいとの思いが湧き上がり、抜型の世界に戻ることを決意しました。
そこで、前職の協力会社であった大創のことを思い出し、応募したというのが経緯です。

主な業務として、抜型に使うベニヤ板などのレーザーカットや、紙・段ボールを打ち抜くための「刃入れ」、そしてパッケージを折りやすくする折り目づけ用の刃を入れる「罫入れ」作業を行っています。
仕事のやりがいは、抜型に関して自分のできることが増えること、そして自身の携わった商品が店舗に陳列されている様子を見ることです。
自社製品用に薄い紙のパッケージを扱っていた前職に比べて、大創は大型の段ボールや樹脂系のプラダン、紙器にも対応しているため、仕事の幅が広がった分、嬉しく感じています。
一番の違いは、コミュニケーションのしやすさです。
入社してすぐ、周りの先輩方が話しかけやすい雰囲気で、フランクに会話している様子を見て、風通しの良い職場だと感じました。
役職や部署に関係なく、定期的に業務の改善活動を行っていますし、何か仕事で困った時は周囲から声をかけてもらえるため、コミュニケーションが活発で、自分の意見も出しやすいです。
ただ作業手順をなぞっていくのではなく、なぜその作業をするのか、もしこの作業をしなかった場合何が起きるのかなど、一つひとつの作業を丁寧に深堀って教えてもらえました。
内容を理解し切れていない場合は、図を使うなど説明方法も変えてくれるため、学びやすかったです。
また、現場の先輩方は豊富なノウハウを持っており、その知識やノウハウをためらうことなく共有してくれます。
加工の難しい抜型と対面した時、周囲の方に相談するとすぐに解決策が見つかりますし、仕事をより早く丁寧に進めるためのコツなども教えてもらえるので、自分の実力を伸ばせる職場だと感じています。
入社直後は、お客様の工場移転という大きな仕事の関係で、残業の多い時期もありました。
しかし、大創では制度として21時以降の残業が禁止されていますし、業務改善の意見交換も活発に行われているため、残業は減っているという印象です。
特に、今期は時間内生産を目標に掲げているため、各作業の目標時間を設定したり、無駄な作業を削減したり、一部作業を自動化したりして業務の効率化を進めています。
他部署でも業務改善が進んだことで、受注してから製造に取り掛かるまでのスピードも早くなりました。
同じミスを繰り返さないようにするため、定期的にミスやクレームの振り返りを行っています。
また、単純なことですが、仕事をより効率良く進めるためには、気遣いや声掛けも重要です。
次の方に仕事を回すとき注意点を伝えたり、声掛けを行ったりすることで、無意識や不注意によるミスを減らせます。
まだ参加したことはないのですが、技術者のスキルを競う「D-1グランプリ」という社内イベントが楽しみです。
ほかの方の技術や仕事の進め方を見て学べる機会なので、次回の開催を心待ちにしています。
定期的に上長と面談をする機会があり、相談や雑談を通してコミュニケーションを取っているため、業務改善に関する提案はしやすいと感じます。
また、業務改善は継続して行われており、たとえば資材を置くスタンドや棚を新たに追加する、動線を変えて作業効率を上げるなど、現場の意見を聞いて職場が良くなる事例も多いです。
社員全員がより良い仕事をしたい、良い数字を残したいという目標を持っているからこそ、職場やチームで互いに協力していく体制ができていると感じます。

長期的な目標としては、よりマルチに活躍できるように技術と知識を磨き、現場の状況に応じて動ける人材になることです。
今期については、刃入れ作業を担当することになったため、刃入れのレベルを上げていきたいと考えています。
一つずつ仕事を覚え、ステップアップしていって、抜型の仕事を突き詰めていけるよう日々、努力しているところです。
最初はできないことが多いかと思いますが、仕事を継続していけば徐々にできるようになりますし、できることが増えると仕事の楽しさも感じられるようになります。
大切なのは、困ったことやわからないことに直面した時にそのままにせず、ささいな内容でも周囲に相談することです。
大創で働く方々は皆さん気さくですし、仕事のノウハウも惜しまず教えてくれます。
抜型は特殊な仕事ですが、その分、ほかの業界ではできない経験ができるので、自分の成長を楽しめる方は、ぜひ大創で一緒に働きましょう。
今回は、大創株式会社の門井さんに、同業他社の経験がある門井さんから見た他社との違いや、現場の働きやすさなどを伺いました。
門井さんのお話で印象的だったのは、大創の仕事を通じて、着実にスキルアップしていくことを楽しそうに語る様子です。
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丁寧な指導で着実に自身のスキルを成長させていける企業、社員ひとりひとりが主体的に業務改善に参加する企業に興味を持った方は、ぜひ一度大創株式会社の口コミ・回答をご覧ください。
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