
給与制度とインセンティブについて
賞与・ボーナス2025年5月13日 公開

「固定給はそこそこ良いけど、インセンティブは少なめ」という口コミを読みました。営業としての成果がきちんと評価される制度になっているのか気になります。
ご質問をいただきありがとうございます。
弊社の営業職における給与制度は、成果に応じたインセンティブを用意しながらも、固定給を高めに設定し、年収全体の安定性を重視した設計となっています。
2024年度の全社員平均年収は約593万円、営業部の平均年収は約717万円(営業管理職:約868万円、営業非管理職:約641万円)と、安心して働ける給与水準を実現しています(期中入社、期中退社、パートは除く)。
扱うのは、グループ会社が開発した都心立地の自社ブランド「コンシェリア」シリーズが中心です。
お客様のターゲットも明確で、提案がしやすく、成果につながりやすい。
物件そのものが営業活動を後押ししてくれることは、営業環境としての大きな魅力です。
営業成果に対しては、月間・四半期・年間の達成基準に応じた「達成賞」と、仲介契約金額を基準とした「歩合」の2軸からなるインセンティブを支給しています。
2025年3月期には、管理職を除く賃貸営業スタッフ17名の平均インセンティブ額が約15万円で、最高は50万円を超えました。
非管理職(社員・主任・係長)の年収幅は400万円弱~900万円超と幅広く、主な要因はインセンティブ・賞金額によるものです(数万円〜300万円超)。
なお、クレアスレントの給与・インセンティブ体系が業界水準と比較して高いか低いかを判断できる公式な統計はありませんが、一般的に独立系の賃貸仲介会社はコミッション割合が高く、デベロッパー系の賃貸管理色が強い会社は固定給の比率が高い傾向にあります。
弊社では賞与も年平均3.8ヶ月相当を支給するなど、安定性を重視した設計となっている一方で、インセンティブが300万円を超える社員もおり、デベロッパー系の中では比較的高水準のインセンティブ制度であると考えています。
ただ、コロナ禍においては、賃貸需要の冷え込みや営業活動の制限もあり、インセンティブが相対的に少なくなりました。
「インセンティブが少ない」というご意見はこの時期のものではないかと推測します。
コロナ禍以降は、営業活動の制限もなくなったことに加え、営業活動におけるDX化の推進も進んだこともあり、当社の営業職の平均年収は回復どころか、コロナ前を上回る状態にあります。
固定給の安心感と、営業成果への真っ直ぐな評価。
その両立をこれからも意識しながら、社員一人ひとりが力を発揮できる制度づくりを続けてまいります。