
資格取得の意味と学びの支援について
資格2025年5月13日 公開

「宅建以外の資格にも手当はあるけれど、結局、評価されるのは宅建だけ」という口コミを見ました。確かに宅建は重要だと思いますが、それ以外の学びや資格取得には、あまり意味がないということなのでしょうか?
ご質問をいただきありがとうございます。
宅地建物取引士(宅建士)はお客様への重要事項説明などに必要な国家資格であり、不動産取引を行う会社にとっては一定数有資格者を確保しなければならない、極めて重要かつ基本的な資格です。
部署によっては宅建士資格がなくとも従事できる業務はありますが、活躍している管理職の多くが宅建士の資格を有しています。
お客様からの信頼獲得や、専門的な業務に携わる上で不可欠なものであるため、管理職昇格における重要な要素としても捉えています。
あくまで資格は取得者個人に帰属するもので、日々こなすべき業務があるうえでの資格の勉強のため、本人の資格取得に向けた強い気持ちが必要です。
しかしながら、外部の資格取得支援会社と連携した社内研修、合格時における各種費用の負担、資格手当としての給与への反映など、資格取得に向けて前向きに取り組み結果を出した人に対して、会社からのサポートを充実させています。
資格を取得するにあたり、日頃の業務が疎かになっていては当然会社として評価するのは難しくなりますが、不動産取引における基本的な法知識、事例(判例)、常識について学習し理解することは、結局は日頃の業務の専門性を磨いていくことにほかなりません。
そのため、資格を取得したからといって無条件に人事評価が上がるわけではありませんが、日常業務をこなしながら業務と親和性の高い資格に対して意欲的に取り組み、かつ合格した場合には、取組姿勢として定性的な評価は当然上がります。
宅建士以外にも「賃貸不動産経営管理士」については、実務への親和性が高いと判断し、資格手当の対象としています。
また、あくまでも業務の遂行や目標達成のために資格の取得を推奨しているため、業務への関連度によって各種資格のサポート体制には差があります。
教育制度の全体像については、以下ページもあわせてご覧ください。
教育制度について 【公式】株式会社クレアスレント - 「kai」口コミ・評判へ回答するポータルメディア
「クレアスレントでは、特に研修制度やセミナーなどはなかったように思う」との投稿があったのですが、教育制度はないのでしょう…
自身の業務理解を深め、お客様との信頼構築にもつながる学びの積み重ねこそが、長くこの仕事を続けるうえでの確かな力になると、私たちは考えています。