管理職の教育制度について
管理職について2024年8月30日 公開
「優秀な管理職がいる一方で、部下に当たりが強い人や、意見をコロコロ変える上司もいる」という書き込みがあったのですが、実態はいかがでしょうか。また、管理職の教育制度はありますか。
ご質問いただき、ありがとうございます。
管理職の能力を向上させることは組織の安定に不可欠であり、課題でもあることは事実です。
優れたリーダーが組織全体の成長を促し、社員のやりがいや職場環境の改善に繋がると考えており、管理職の教育に力を入れています。
具体的には以下の取り組みを行っています。
■工場の定期訪問および指導
現場に即したアドバイスによる課題解決のため、工場統括部長が定期的に各担当工場を訪問し、工場長に直接指導を行っています。
■工場長と役員の月次意見交換会
情報共有や意見のすり合わせを行うため、全工場長と本社役員による月次意見交換会を開催し、全体的な方針の統一を図っています。
■階層別Web研修
各管理職のスキル向上を促進し、業務の効率化を図るため、「人材・組織マネジメント」や「時間管理・仕事に集中し、結果を出す技術」などを学ぶことができる階層別Web研修を2024年6月より導入しています。
さらに「管理職」に対する意見を吸い上げるため、全従業員を対象とした無記名アンケートや、自身の意見を述べることができる営業会議を定期的に実施しています。
なお「意見がコロコロ変わる」ことに関しては、必ずしも悪いことばかりではなく、常に変化するビジネス環境に柔軟に対応するためには必要な時もあるかと思います。
しかしながら、その際には変更の根拠をしっかり伝えることや、組織全体の戦略に沿ったものであることを理解してもらうことなど、コミュニケーションがあってこそです。
そのため管理職の社員にも、改めてこの点を浸透させてまいります。
今後も管理職の教育制度の充実と、コミュニケーションの円滑化に努めてまいります。