
残業時間について
残業2025年10月9日 公開

貴社が残業時間の削減に力を入れて取り組んでいると伺いました。具体的な取り組みや今後の目標について教えてください。
ご質問いただきありがとうございます。
働き方については社会的な関心が非常に高いテーマであり、弊社でも職種ごとに年間の総労働時間の状況を把握し、改善に向けた取り組みを続けております。
令和6年度の残業時間は、各職場の特性や時期により差があり、多い場合では月40時間以上の残業になることもありますが、バス乗務員、整備員、総合職のいずれも平均すると20~21時間程度です。
バス乗務員については、あらかじめ時間外勤務を指示される場合もあります。
また、公共交通機関という性質上、交通渋滞や突発的な車両トラブルへの対応などでやむを得ず残業が発生することがあります。
特に乗務員は、運行便と運行便の間に休憩時間等を設けていることから、各路線のダイヤ編成により拘束時間が長い傾向にありますが、勤務前から終業予定時刻を把握できる仕組みになっています。
改善に向けては、以下の取り組みを行っています。
・労働時間の短縮
事務員・整備員については、令和7年度からは1日の労働時間を15分短縮しております。
・業務の効率化
令和2年頃からICT化を強化し、運行部門ではダイヤ編成システムやバスロケーションシステムを導入するなど効率の良いダイヤ編成に努め、乗務員の負担軽減にも繋げております。
整備業務では車検・ボディ補修・エンジン修理・電装品修理といった一部業務を段階的に外部委託しております。
今後も休日数の増加や業務の効率化をさらに推進し、社員が安心して働ける環境を整えることを目標として取り組んでまいります。
働き方の改善は継続的なテーマと捉えており、今後も社員の声や社会的な要請を踏まえながら柔軟に制度を進化させていく方針です。
