事業の将来性について
会社の将来性2024年11月29日 公開
「自動車部品業界は右肩下がり」と聞いたのですが、貴社のご見解をお聞かせください。
ご質問をいただきありがとうございます。
国内の自動車業界はすでに成熟した市場であり、大きな成長を望めないことは確かです。
また、自動車品質の向上、電動化の拡大により、補修部品事業も大きな成長は見込めないと考えております。
しかしながら、こうした環境変化は予測できるため、当社は取り扱い商材の拡大、取引先の開拓による業績の維持・向上を図っております。
実際に、直近3年間の業績は、以下の通り伸びております。
2021年度 売上高:364億4300万円 営業利益:11億5800万円
2022年度 売上高:366億5300万円 営業利益:11億9100万円
2023年度 売上高:381億4900万円 営業利益:11億9500万円
さらなる業績拡大に向けては、2023年にEV周辺機器(家庭用充電器やV2H機器※)の事業を開始いたしました。
2024年にはEV事業推進室を設立し、日産ディーラー、工事業者との協業のもとで今後高まるEV需要に対応する体制を整えました。
※EVやプラグインハイブリッド車の大容量バッテリーを住宅の電源として活用するシステム
また、全国の部品販売会社に先駆け、一般整備工場向けの新たなサービスや、顧客管理システムを導入いたしました。
日産自動車からのフォローも手厚い中、モデルケースとして実績を重ねております。
今後も時代の潮流や顧客ニーズの変化に対応し、質の高いサービス提供に取り組んでまいります。