富士通との共同開発について
開発について2022年11月16日 公開
富士通との共同開発の目的や経緯を教えてください。
当社は、ブロードリーフと他企業のそれぞれの強みを活かした共同開発によって、より魅力的なサービスを提供し、日本のものづくりに携わる事業者のDX推進に貢献しています。今回の富士通との共同開発は、当社が提供する作業分析・業務最適化ソリューション「OTRS」に富士通の作業分節AI技術を搭載することで、運用負荷を大幅に軽減することを目的に合意しました。
実際に、この共同開発によって、ユーザーの大幅な作業時間の短縮を実現しています。従来の「OTRS」は、作業の要素ごとに動画全体を分割する作業を「手動」で行う必要がありました。しかし、作業分節AI技術の搭載によって、見本となる動画を最初に手動で分割するだけで、作業分節AIがこの情報を学習し、残りの動画は「自動」で分割することができます。性能検証においても、概ね95%の精度で「手動」での動画の分割を再現することを確認しています(富士通アイ・ネットワークシステムズ株式会社の山梨工場で複数工程において評価を実施)。
また、以下の図に示すように、「OTRS」と作業分節AIサービスとのデータ(作業の分節情報、検出結果)の受け渡しは、ブロードリーフのデジタルビジネスプラットフォーム「Broadleaf Cloud Platform」上で行います。
今後、「OTRS」に作業分節AI技術を搭載した商品提供を行い、より利便性の高いサービスで、ものづくりに携わる事業者のDX推進に貢献してまいります。
「OTRS」や作業分節AI技術についての詳細は、下記のURLよりアクセスができます。ご興味のある方は、こちらもご覧くださいませ。
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