
休日出勤について
休日出勤2025年8月26日 公開

設計や施工管理の業務は休日出勤がある印象ですが、貴社ではどのくらい休日出勤がありますか?また休日出勤数の削減に向けて取り組んでいることがあれば教えてください。
貴重なご質問をいただきありがとうございます。
弊社の技術職(設計・施工管理)も以前は休日出勤が多い時期がありました。
しかし休日出勤削減の取り組みによって、大きく改善されています。
以下に取り組み内容を職種別にご紹介します。
◆現場監督
現場監督はもともと平日休みでしたが、これを土日休みへと変更しました。
平日は現場が稼働しているため、大工さんの作業を妨げないよう、検査や対応が必要な場合は休日に現場へ行くことが原因でした。
しかし、土日休みへの変更により、平日の検査対応ができるようになり、大幅に休日出勤数は削減できています。
もちろん施主様の完成前立ち合いや地鎮祭のために、土日に現場に出なければならないことはあります。
現在の休日出勤は、これらが主な理由です。
日数は大幅に減り、休日出勤が発生した場合は必ず30日以内に代休を取得していただいています。
◆設計
設計の休日出勤は、主にお客様との打ち合わせです。
お客様のご都合は「土日のみ」や「平日のみ」、または「特定の日時しか時間が取れない」などとさまざまですので、それぞれに対応するために休日出勤をしなければならないことがありました。
弊社の設計職は休みの取り方が多様で、土日休みだけでなく、平日休みの社員もおります。
そこで、土日に打ち合わせを希望される方には土日が出勤日の社員が担当し、平日を希望される方には平日出勤の社員が担当するようにしました。
結果的に打ち合わせのために休日出勤をすることは少なくなっています。
また打ち合わせの開始時間も10時・13時・15時・17時と指定制にすることで、間延びせず効率的に進められるようにしました。
上記のような取り組みの結果、現場監督の休日出勤時間は月平均4.7時間、設計は月平均4.5時間まで大きく削減することに成功しました。