
ドライバーのモチベーション管理について
やりがい2025年12月2日 公開

ドライバーの配送ルートが固定化されていると緊張感が薄れてくると思いますが、マンネリ防止とモチベーション向上のために取り組んでいることはありますか。
ご質問をいただきありがとうございます。
当社では、ルートを「固定するメリット」と「変更するメリット」の両方を戦略的に取り入れ、マンネリ化の防止とサービス品質の向上を両立させています。
まず、基本的なルートを一定期間担当することには、大きな目的があります。
それは、お客様ごとの特性やご要望、道路状況などを深く把握し、密な信頼関係を築くことです。
これにより、業務効率が向上し、安定したサービス品質に繋がります。
しかし、ご指摘の通り、慣れによるマンネリ化や業務の属人化を防ぐことも同様に重要です。
拠点の業態によって異なりますが、安全性、業務効率、担当者間の公平性などを総合的に考慮し、概ね2年前後を目安として、柔軟に配送ルートの見直しを行っている事業所もあります。
これにより、新しい視点での改善アイデアが生まれやすくなります。
さらに、私たちの考える「モチベーション向上」は、ルート変更だけに頼るものではありません。
本当のやりがいは、日々の業務の中にあります。
当社では、ルート配送が基本だからこそ気づける現場からの改善点や効率化案を、ドライバーから積極的に吸い上げる体制を整えています。
また、単に荷物を運ぶだけでなく、お客様とのコミュニケーションを通じて得たご要望に基づき、ドライバー自身が「提案型のサービス」を実践することも推奨しています。
ドライバーの提案でお客様に喜んでいただけた事例や、直接いただいた感謝のお声を社内で共有することが、何よりのモチベーションと誇りに繋がっています。
これからも、日々の配送業務で達成感や働きがいを感じられる環境づくりに努め、マンネリ化の防止と一層のモチベーション向上につなげてまいります。
