
経営姿勢について
経営方針2025年8月20日 公開

社長の経営判断が早い一方で、社員の意見を積極的に取り入れる姿勢だと聞きました。社員から出た意見が実際に反映された事例があれば教えてください。
ご質問をいただきありがとうございます。
社長のアイディアを起点として、組織体制や経営方針が変更されることもありますが、現場から上がってきた声を人事や関係部門が取りまとめて社長に伝え、その声を踏まえて最終的に社長が意思決定を行うというのが基本的な経営姿勢です。
人材業界は変化が激しい市場だけに、スピード感を重視した判断と実行を意識していますが、社長が一方的に経営方針を決定するのではなく、多様な視点を取り入れています。
社員の声をしっかり拾い上げることを重視しており、四半期ごとに全社員を対象としたエンゲージメントサーベイを実施しています。
社員一人ひとりの意見や提案をこまやかに吸い上げられるよう、アンケートには自由記述欄を設けています。
アンケートの回答すべてに人事が目を通し、課題や問題点と捉えられる内容を整理したうえで経営層に共有しています。
アンケートの回答を反映した事例として、元々は営業部隊が一貫して行っていたものを3つのセクションに分けて行うよう営業体制を変更したケースがあります。
また、設計部門で実施している月例会を営業部門にも波及させる取り組みなど、社員の意見を踏まえた具体的な改善策の導入を進めています。
2025年5月には、それまで経営層のみで構成していた社長室に入社2年目の若手社員を配属しました。
営業現場で活躍している社員を社長室に配属することで、現場と経営陣をより強固につなぐ体制が整いました。
今後は、若手社員ならではの視点で現場の課題をよりリアルな形でスムーズに経営層へ届けられるよう、連携体制をさらに強化していく予定です。