
飼い主が犬を手放す理由
商品・サービス2025年5月7日 公開

もともと一般家庭で飼われていた犬の飼い主さんは、どのような事情で犬を手放してしまっているのですか?
当メディアよりanifareの担当者にインタビューをいたしました。
ワンちゃんを飼っている一般家庭では、やむを得ない事情でanifareのような団体に譲渡するなど、飼い犬を手放すケースがあります。
anifareでは、こうした背景について正しく理解してもらうための発信にも力を入れているとのことでした。
<一般家庭からの保護理由>
・経済的困窮(失業や生活環境の変化など)……27.4%
・飼い主の病気(アレルギーの発症や入院など)……23.6%
・引越し(急な転勤や離婚など)……21.2%
・飼育ノイローゼ(しつけの難しさや育児との両立など)……20%
・飼い主の他界……7.8%
anifareには年間5,000件以上の保護相談が寄せられるそうですが、その多くは「ワンちゃんを手放したい」ではなく、「どうしても飼い続けることができない」という切実な事情によるものだそうです。
また、経済的困窮が保護理由として最も多いため、里親への譲渡の際には世帯年収の確認を行い、保護犬が安定した環境で暮らせるよう審査を行っているとのことでした。
これからもすべての保護犬が新しい家族のもとで安心して暮らせるよう、譲渡の仕組みを整えていきたいとのことです。