
トライアルの実施について
商品・サービス2025年5月7日 公開

トライアルを実施していないと聞いたのですが、どういった理由で実施していないのでしょうか。
当メディアよりanifareの担当者にインタビューをいたしました。
anifareでは、保護犬の譲渡の際に「トライアル(短期間、保護犬と一緒に暮らしてみること)」を実施していないそうですが、その理由につきましてお伺いしました。
保護犬が新しい環境に適応するには半年~1年ほどかかることがあり、短期間のトライアルでは本当の意味での相性や関係性を築くのが難しいと考えているとのことです。
過去にトライアルを実施していた際は、戻ってきた保護犬に新たな攻撃性や人間への不信感が生じるケースもあったそうです。
こうした経験や獣医師の意見などを踏まえ、現在はトライアル制度を廃止しているとのことでした。
また、トライアルを行わない理由として、以下を伺いました。
・保護犬が「飼い主から離れる」経験を減らすため
・環境の変化によるストレスで、体に負担がかかることを防ぐため
・新しい人と出会うストレスで、心身に負担がかかることを防ぐため
・安易な申し込みや簡単な理由でのお戻しを防ぐため
また、譲渡後に「引き取った犬に噛まれた」という相談を受けることもあるそうですが、慣れない環境で強い不安を感じ、本能的に身を守る行動をとってしまうケースもあるとのことです。
そのためanifareでは、保護犬が新しい環境に適応できるよう、譲渡後のサポートにも力を入れているそうです。
これからも保護犬の負担を最小限に抑えながら、新しい家族とのご縁を大切にしていきたいとのことでした。