社員の育成環境について
研修・教育・フォロー体制2024年10月28日 公開
古い投稿ですが、「社員を育成する環境が整っていない」という書き込みを見ました。現在はいかがですか。
- 人財開発部 部長 村松 夕子
ご質問いただきありがとうございます。
店舗数が10店舗ほどの頃はマインドを向上させるような内容の研修が多く、「社長の想いや未来のビジョンを従業員と共有して一緒に頑張ろう!」という考え方でした。
このような考え方の研修が主であり、実務面の教育は整っておりませんでした。
ご覧になられた投稿はこの頃の状況を指しているのだと考えます。
現在では店舗数が30店舗以上、社員数も大幅に増えたことで既存の考え方では社員に十分な教育機会を与えることは難しいと考えております。
そのため、今後も社員が増えることを見越し、教育を仕組み化して必要な研修を適宜のタイミングで受けられるようにいたしました。
研修内容について新卒採用者と中途採用者に分けてご説明いたします。
・新卒採用者
1~2週間の本社研修の後、店舗での研修を行います。
新入社員の育成は内定者向け研修に始まり、入社後は25項目ものスタート研修を整えております。
具体的には、接客対応やビジネスマナー、身だしなみ、報告・連絡・相談、コンプライアンス、目標との向き合い方など、きめ細かいメニューを揃えております。
その後、8項目の販売向上研修を受けます。
現場で使える販売力を身につけるため、ロールプレイングを通じてお客様のニーズのヒアリングをして提案し、ご契約いただくまでの一連の流れを学びます。
配属先の店舗でも研修を受けながら、トレーナーが3ヶ月間マンツーマンで教育を施します。
接客の模擬練習を行い、トレーナーの許可が下りてからお客様対応を行います。
・中途採用者
すでに社会人経験があるため、初歩的な研修は割愛し、先輩社員から指導を受けながらOJTで業務に慣れていただきます。
約2週間のOJTの中で、空いた時間を活かして新卒採用者同様に座学研修を実施しております。
全社員を対象とした階層別研修ではeラーニングを導入しており、自由なタイミングで何度も受講できます。
これにより、役職に応じて必要な知識や考え方を勉強することができる環境が整っております。
この他にも、取り扱う商材の研修を実施しており、インターネットに関する外部研修や取り扱い機種・メーカーに関する研修を受けることができます。
弊社は「人財の成長こそが企業の成長である」と考えております。
今後も会社の成長に合わせた教育体制の整備を図り、誰もが成長できる環境づくりを進めてまいります。